マンション西側ベランダの盆栽生活。
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盆栽棚を購入せず自作してみた 図面も書いてみた

盆之助
盆之助
作るのに8時間以上かかりました。お店には売ってない、カッコいいのができたね。パパのお手伝いがないとできなかったよ。
盆花
盆花
半年使ってみて棚をアレンジしてみたよ。手作りだから色ん使い方を変えられてとてもいいです。自分の家に合った盆栽棚ができました。

盆栽棚を自作してみた

盆栽棚を自作するまでの盆栽置き場

12月の夕方15時頃、うちの西側のベランダの様子です。スノコフラワースタンドしか置き場を作っていませんでした。

2枚目の写真は夏前の西日の様子です。

室外機が横を向いており置き場所がここしかなく、西日と室外機の温風で鉢は2時間でカラカラになりました。小さい盆栽をいくつも枯らしました。

盆栽棚は盆栽を管理する上で大切なものです。私は盆栽歴約5年経ちますが、スノコフラワースタンドだけの盆栽置き場だけでは、景観も悪く、私の家のベランダでは色々と問題がありました。

室外機の風、西日しか当たらない部屋、洗濯物との距離などなど。しかも、冬場は盆栽を置いているベランダに1時間しか日が当たりません。もちろん西日だけです。それでも枯れずに育っている盆栽はすごいなと思います。

みう
みう
盆栽棚を作る前はスノコだけを敷いて盆栽を置いていました。問題は盆栽の数が置けないことでした。3段の棚ができたので、今では盆栽の数が4倍近く置けます。

図面作り

重い腰をあげて、盆栽の棚を図面から作りました。市販の盆栽棚はベランダの大きさに合う物がなく、私の持っている盆栽の数に合う物もなかなか見つかりませんでした。そこで、思い切って自作で盆栽棚を作ることにしました。図面をダウンロードできるように用意をしましたので、参考になればと思います。

 

図面ダウンロードはこちら

材料を買う

今回の盆栽棚の材料はSPF材です。

SPF材はホームセンターで安く購入できますので、高い材料を買わずに作ることができました。上の図面で、灰色の木材はSPF材2×4、水色の木材はSPF材1×4です。2×4(ツーバイフォー)は建築でも使われている材料です。頑丈なうえに安いので重宝します。ただ不安要素は、毎日水やりに耐えられる棚になるかどうかです。そのため、防腐剤も一緒に購入しています。

SPF材2×4は長さ189㎝×奥3.8cm×幅8.9cm

SPF材1×4は長さ189㎝×奥1.9cm×幅8.9cm

材料費

SPF材2×4 5本=2,145円

SPF材1×4 9本=2,889円

防腐用水性ペイント 3,900円

ねじ 1,218円

①長さ32㎜×径3.8㎜

②長さ65㎜×径4.2㎜

はけ 480円

材料費合計 10,632円

配送料

さすがに大量の木材をホームセンターから持ち帰ることは難しく、配送をお願いしましたので配送料1,500円がかかりました。玄関まで約190cmの木材14本が到着です。

合計

12,132円

今回買った材料費は12,132円です。この他にボンドやドリルはもともと夫の持っているDIY道具がありますので、これだけで済みました。業者さんにオーダーメイドで木製の盆栽棚を注文以来したら、もっと費用がかさむと思うと12,000円はそこそこお得感があるのかなと思います。

盆栽棚を作る

材料を切る、やすりで角を取る

長さを測り木材を切ります。ホームセンターでも切断をしてくれますが、1カット50円取られるため、自宅で頑張って切りました。全部で24カットはしないといけませんので、単純に1,200円は切断代として値段がかかってしまいます。

しかし、自宅の電動のこぎりで、SPF材2×4を切るにはかなりの力と技術が必要です。夫に切ってもらいましたが、直線に切るのは難しいと言っていました。自宅に道具がないのであれば、ホームセンターで切ってもらうのも良いかも知れません

切断をした後、やすりをかけて角のささくれがない様に丁寧に処理をしました。

2×4材は太いので切るのが大変。

防腐剤を塗る

木材用の防腐剤を塗りました。種類(水性か油性)メーカーも豊富で買い物をするのも楽しいと思います。好きな色を選ぶことができるので出来上がりまでの楽しさは増えます。私はウォールナットを選びました。防腐剤は紫外線や水などから木が腐るのを守るため、棚自体の寿命を長くしてくれます。実際にどれくらい効果があるかは使用してみないと分かりませんので、今後の経過を見てみたと思います。

また、私が行ったホームセンターには、防腐剤の販売している会社の製品が3つほどありました。どれを選んだら良いか迷うと思います。また、水性油性がありますが、水性防腐剤を購入しました。今は水性のものでも油性と同じくらい耐性があるそうです。また、水性の方が臭いも抑えられているそうです。

冬場でも4時間で乾く。防腐剤は2度塗りをする。

組み立て前の下準備

棚板の準備

棚は4段です。先に棚を作りました。棚板を取り付ける側面の柱の向きは写真のようにしました。組み立てるときに、棚全体の重さかなりはあります。しっかりと固定させるためネジの数を4つ入れられるだけの面積のある側を確保するためです。

また、棚板の長さが揃っていないと組み立てるときにずれてしまい大変になるので、寸法をしっかりと測りずれない様に組み立てることがポイントです。

4つの棚板の横幅の長さを揃える。ずれない様に組み立てる。

柱の準備

支柱は全部で6本(補助2本)です。補助の2本は1×4で薄い支柱です。支柱には4つのネジ穴を作るため目印を付けました。ネジはかなり長く太いので、ドリルでこの目印に穴を空けてから、ネジを入れていきました。

ドリルで穴を空けるとネジが入りやすい。ドリル径とネジ径を確認する。

組み立てる

棚板が完成し、支柱のマーキングが終わったら組み立てです。組み立ては一人ではとてもできませんでした。完成品を見てわかるとおり、かなりの大きさと重量感です。棚板を横にして支柱を棚板の上に置きネジで止めていきましたが、木の木目によってネジが入れやすいところと入りにくいところがあります。棚板と支柱を2人でしっかりと押さえながら確実に入れないと、ネジ穴をなめてしまいますので注意が必要です。

木目によってネジが入りにくいところがあるので、組み立てる時に確認する。

盆栽を置く

完成を楽しみに作ったら、あとは盆栽を置くだけです。

手作り感がでる

ちょっとずれたり、ネジ穴を潰してしまい綺麗にネジが入らないところもありましたが、それは手作りの愛嬌ということで(笑)

盆栽棚を半年使った感想

半年たつと盆栽も増えてきます。

棚にぎりぎりおさまる数の盆栽を、どのように置くかが次の課題となります。

半年使って改善点や良かった点をあげたいと思います。

盆栽が増える

以前はスノコだけで盆栽を管理していましたので、立体感がなく飾るには程遠いものでした。しかし、棚ができてからは同じ盆栽を置くにしてもそれだけでおしゃれに見えます。

また、棚が3段、4段ありますので、用途に合わせて盆栽が管理できますので、自然と盆栽が増えてきました。

ベランダの策より高い棚は使わない

落下の危険があるから使わない

マンションの3階ベランダのため、鉢がベランダの外に落下することは絶対にあってはならないことです。

一番上の棚はベランダの策より高さがもあるため、何かの拍子に落下することはあるかもしれません。私は一番上の棚を使わないようにしています。

写真で見てわかるように、非常に危ないのでいつもは何も置いていません。

背の高い盆栽が当たるから使わない

一番上の棚を取り外さないと、背の高い盆栽の頭に棚があたってしまいます

春に出たカリンの新芽を、棚に当て何度か落としてしまいました。

日陰になるから使わない

当初、いちばん上の棚は日を当てたい盆栽を置くために作りましたが、危険性の理由から2段目を一番高い棚として使っています。

そのため、いちばん上の棚の陰ができてしまいました。

取り外しました。

種に盆栽があたらず、日差しもしっかりと当たるようになりました。

 

棚が使い分けて使えるから良い

ベランダという狭い空間を有効にいかすために、3段棚があるととても便利です

日差しを強く求めない雑木や、挿し木や挿し芽をしたものの棚したとして使いわけることができます。

1番上の棚は日ざしを求める松

 

一番上の棚は松、柑橘系、かりんを置いています。

小品盆栽、ミニ盆栽が中心ですので10鉢は余裕で置けます

2段目は雑木を中心

2段目は直射日光がすこし和らぎます。

長い時間日に当てなくても良い雑木を中心に置いています。

また、実生で日差しを当てても耐えられるものを2段目に置いています。

3段目は挿し木、挿し芽、実生

一番下の段は、挿し木、挿し芽などを中心に置いています。

日差しがほとんど当たらず、日差しから避けたいものを置くには最適です。

盆栽棚が木製だからアレンジできる

強力マグネットをつける

ダイソーで売っている強力マグネット(16㎜)を取り付けました。

取り付けは簡単です。

穴を空ける

専用の穴あけ空けます。

ホールソーという専用の工具です。

サイズは16㎜のものを使いました。

接着剤をつける、マグネットをつける

 

強力接着剤を使いました。木とマグネットの段差もなく、きれいに仕上がりました。

なんでも取りつけられる

作業中にちょっと、ものを置きたいときにとても便利です。

室外機カバーも自作です。盆栽棚は水に濡れるのであまりたくさんはつりつけていません。

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柱は寒冷紗をかけるために使える

西日のベランダのため、夏にかけて寒冷紗のような日よけをかける必要が出てきます。その時に棚の柱が意外と使えることに気づきました。

柱があるため棚にどうしても日陰ができてしまいます。はじめは柱がジャマで日光が綺麗に当たらないかと心配でしたがそこまで気になるものではなかったです。

みう
みう
使えば使うほど、いろいろと改良をしてみたくなります。是非、自分だけの特別な盆栽棚の参考になればと思います。