マンション西側ベランダの盆栽生活。
展示会・美術館

盆栽トークイベント 盆栽師平尾成志×陶芸家青木良太 盆栽イベント番外編1

盆栽師平尾成志のトークイベント

平成30年12月16日(日)夜に、盆栽トークイベントがやっていましたので、日曜日の夜と言うのに出かけてまいりました。休日夜の外出ありがとうございます。家族に感謝です。

内容は、盆栽師の平尾成志さんと陶芸家の青木良太さんの対談イベントです盆栽にまつわるトークイベントがあるなんて初めて知りましたので、興味深々で出掛けました。

展示会の様子と勝手に評価

混雑度3 ★★★☆☆
お出かけ度4 ★★★★☆
年齢層 若い(20代~40代)
女性の割合 半数
所要時間 2時間
その他 代官山蔦屋書店1号館の1階に約1か月のフェアを開催しています。そちらがメインになると思います。

トークイベントの内容と当日の様子

トークイベント開催概要

トークイベント開催概要

日時 平成30年12月16日19時~21時
場所 代官山蔦屋書店1号館2階イベントスペース
定員 70名

フェア期間

平成年30年12月10日~1月10日
場所 代官山の蔦屋書店
内容 平尾成志さんと青木良太さんの盆栽展示会
このイベントは平成年30年12月10日から約1か月間、代官山の蔦屋書店で開催されている平尾成志さんの盆栽展示会に合わせて行われたイベントで、この情報を知ったのは平尾成志さんご本人が開いている盆栽園である成勝園ホームページで知りました。
盆栽界の異端児の名前が付いている平尾成志さんですが、世界的には有名で盆栽と音楽を使った盆栽パフォーマンスでその名を広めているそうです。そして、また、若さとルックスが素敵です。

トークイベントの内容

会場には50名近くの方々いらしていました。場所も場所で代官山というところなのか若い人がほとんどです。また、半数が女性でした。
このフェアで飾られている作品は、事前に陶芸家青木さんが作った鉢に、盆栽師平尾さんが盆栽を植えて、二人の競作として展示しているものです。今回のトークイベントは、その中の企画となっているようです。今回の平尾さんと青木さんは、このトークイベントで会うのが初めてとのことでした。二人の対話から、もの作りに共通するものが見えておもしろかったです。

2人の自己紹介

平尾成志さん

もともとは学生時代はサッカー部であったそうですが、その後陸上部へ移り大学を陸上のセレクションで入り陸上漬けの生活だったそうです。その後、京都の東福寺方丈庭園に感銘を受け、盆栽を始めることとなったそうです。弟子入りは埼玉の盆栽園である蔓青園で修行し独立してます。
文化庁の文化功労師に任命されて、世界120ヵ国を回り盆栽のパフォーマンスをしてきたそうです。「淡々と盆栽を作っても面白くないので、音楽やDJでその空間を楽しんでもらいたい。」と話していました。作った盆栽は自分の盆栽園に全て置いており、作った盆栽はバラバラにしているのではないかと思われているが、全て盆栽園で管理しているそうです。
―パフォーマンスを行うことでの反響は?
弟子が増えたことが嬉しい。今は計四人のお弟子さんがいる。また、このフェアの中で行われたワークショップで、ワークショップに来ていた子供が純粋に盆栽をやりたいと言っていたことがとても嬉しかった。大人になってからどこかで盆栽を始めるのきっかけになればと思う。
―ブータン国王に盆栽を寄贈
2016年に外務省から任命を受けて、ブータン国王に行ってきた。
レギュレーションという仕組みがなく、樹を輸出はすることは難しかった。レギュレーションをとるには通常3年はかかる。ただ、このブータンへの盆栽を持っていくのに、特別に大臣許可というやり方で持って行った。つなり、寄贈することとなる。持って帰ってくることはできない。
ブータンについて、いつ国王から呼ばれるかわからない状況で、突然明日来いと言われた。国王はワシントンで盆栽を見たことがある。通常、国王と対談するには20分だけらしいが、私は2時間も国王に盆栽をレクチャーした。頑張ったご褒美なのかと思った。
国王はさつき盆栽をもっていたが、半分枯れかかっていたため、どうして育てたら良いのかと国王から質問された。

青木良太さん

この日は中国帰りで、帰国後すぐにこのイベントに駆けつけていたようです。
もともとは美容師になりたかったそうです。1日を3つに分けて考えると、8時間仕事、8時間睡眠、8時間好きなことと考えた。8時間の仕事も好きなことにできたら最高じゃんと思い好きなことを仕事にしようと考えた。当時カリスマ美容師が流行っていたので、あこがれたそうですが、平尾さんも当時のドラマに憧れて、美容師になろうしていたそうです。
専門学校を卒業し、職場に入ったが、職場の同期はほとんどが4年生大学卒業であり、これはやばいと思い改心して、仕事をするようになったそうです。
そうはいっても、漫画が好きな青木さんは、仕事を18時ころに終えて事務に2時間行き、家では風呂に2時間入りながら、本を読み酒を飲みながら過ごすのが日常のようです。

東京オリンピックでの盆栽パフォーマンス

東京オリンピックでの盆栽パフォーマンスを叶えるための実行は何かしているのですか。
「私は政人ではないので、案件をもらえるように頑張っている」とのことでした。また、来年2019年には全国で盆栽パフォーマンスがあり、また瀬戸内国際展示会への参加が予定されているようです。

写真談話

―スライド写真スロバキアの盆栽展示会
スロバキアには盆栽をやっている人は一人しかおらず、隣国のオーストリア、チェコの盆栽家を招いて展示会をやっている。写真のとおりかなりの大きな規模盆栽展が海外でも開催されている
―プエルトリコの盆栽の写真
プエルトリコの盆栽は常緑樹で、観葉植物にちかいものです。日本は四季があり、この時季は盆栽は休んでいる時季です。四季のある日本の盆栽を、赤道近くの国に持っていくと枯れてしまいます。2年くらいで樹は死んでしまいます。休む時間がないので、不眠状態と同じになり、不眠症で亡くなってしまいます。
―プエルトリコの盆栽家の写真
YOUは何しに日本へに出演したことがあるのですが、ユーがプエルトリコ人で、私の盆栽園に弟子として来ました。以前、私がプエルトリコに行ったときにあったことがある人だったようです。
―インドの盆栽展示の写真
インドは国民性がとても出てるように感じました。インドの盆栽の見せ方は、ぎちぎちに並ぶています。日本の盆栽は空間を残し、間を楽しむのが文化ですが、インドの道路がそうであるように、すごくぎちぎちに並んでいました。

このフェアの作品作りを終えて

―今回は青木さんが作った鉢を、平尾さんが後から見て植えるというのが今回の作品。お互いにどんな印象を持ったか?
青木→地球を取った力強い印象
平尾→とんでもない挑戦状
デザインではなく醸し出すテクニックがすごいと思いました。鉢の中の王様シリーズに植えるものもパワーがないといけない。盆栽お飾り方は真、行、で格式を分けるのですが、今回は真の真の真でした。流れを無視したりして作った。逆に金と銀のは鉢は流したりしてみた。自分の盆栽園にある樹から、合う樹を探したが入らなかったりと、大変だった。
―出来上がった盆栽を見て?
青木→盆栽ってカッコいいと思った
―盆栽の山どりはできるの?
平尾→盆栽の増やし方は4つある。種からの実生、挿し木、取り木、山取りの4つ。日本では山取りは取り尽くされてしまい今は取れない。盆栽の業界は分業となっていて、種から作る人、苗を作る人、仕入れて育て育てる人がいる。ゼロから作ると年数がかかるから難しい。
―高い盆栽はなぜ高いの?
①まず樹齢百年越えないと本当に盆栽とは言わないと言われている。最古のものでは二千年の盆栽がある。
②次に芸。どう幹がまがったり、樹種であったり。
③もちこみ→もちこみが良いものや、職人の手が入っているもの。
今の盆栽はバブリーの時の20分の1の値しか付いていない。日本の盆栽は海外に輸出していつ、今は中国がすごい。中国はバブル。中国の盆景が元気で、日本の盆栽は日本からなくなってしまうのではないかと思っている
―クリエイティブティー源は?
青木→陶芸の神様はいる。突き動かされている。当時の神様ができなかったことがいま、できるじだいにくらいにやれることをやっている。
平尾→日本の盆栽業界の現実をみて、出会ったときに運命を感じた。天命。自分にしか出来ないことをやりたいと。日本の文化を継承する、人を作っていく。
誰もやったいないことをやってあきたい。

会場からの質問コーナー

ー尊敬している人
平尾→父親やりたいわけではない
ー好きな言葉
平尾→かたちがあるのにかたちがない、かたちがないのにかたちがある→意味はわからない、まだ、わからない
青木→ドラクエとジャンプ(笑)
ー小学生のときはどんな子供だったか
平尾→手ぐせがわるい子供だった。だから、師匠の技を盗むのもうまくなった。(笑)(拍手)
当時プレデターが流行っていて、よく山遊びでプレデターの真似をしていたが、山遊びが盆栽につなかったと思う。
ー自然から学ぶこと、自然に敵わないなと思うことは?
平尾→毎日発見で勉強、山取りは人工とはちがう。
青木→裏山で遭難。工場の裏山で土を探していたら楽しくなって本当に遭難した。
―休みの日は何をして過ごしてあるのか?
2人とも→お酒をのむ、寝る
―作品については心がけは?
平尾→盆栽がが主役、黒子でいたい。
青木→形をうけつぐ、精神をうけつぐ、オリベノやきもの。当時は斬新。パクられたら伝統になる。
―なぜ若い人が少ないのか
平尾→上野グリーンクラブは事務所見たいなところで入りにくい雰囲気がある。だからなのかも知れない。知っている人しか知らないのかも。

フェアの様子

代官山蔦屋書店の1号館1階に設けられたスペースに盆栽14点が展示されていました。盆栽をやっている人間なら見てすぐに思うことは、鉢のインパクトの強さです。なんと言うインパクト。普通はこんな鉢には合わせられません。
代官山蔦屋書店には初めて行きましたが、代官山という場所もおしゃれなのですが、この建物がまたおしゃれで、若い人が多くいらっしゃいました。